HSPに1番おすすめの本は「繊細さんの本」読むと心が楽になる1冊【感想】

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敏感すぎて生きづらいあなたへ

HSP気質のある私が最も救われた本『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本を紹介します。

これまでにHSP関連の書籍は何冊も読みましたが、この本は心からおすすめできる1冊です。読むと心が楽になりますよ。

 

そもそもHSPとは?

Highly Sensitive Personの略で、日本では「敏感すぎる人」などに訳されます。アメリカの心理学者アーロン博士によると5人に1人はHSPの気質を持っているそうです。

5人に1人。思っていたよりも多くてびっくりしました。私の身近にもHSPの人が潜んでいるのかな。

HSPの特徴。どんな人がHSPに当てはまる?

「私もHSPなのかな?」と気になっているなら、まずはアーロン博士のホームページに載っている「HSPセルフテスト」を実施するのがおすすめです。

HSPセルフテスト

Are You Highly Sensitive?(アーロン博士の公式ホームページ日本語版)

こちらのページに無料で診断できるセルフテストが載っています。

セルフテストでは下記のようなチェック項目が見れますよ。

☑ 他人の気分に左右される
☑ 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
☑ 美術や音楽に深く心動かされる
☑ 人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
☑ 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
☑ 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

出典:講談社『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。

私の場合は、全27項目のうち21項目に当てはまりました。

例えば、暴力的な映画を見るのが苦手です。戦闘シーンはハラハラしすぎて見ていられない。あと手術シーンも大の苦手で、自分の体がメスで切られている感覚になるのですが、これはHSPと関係があるのかな?

私の診断結果はこちらの記事にまとめているので覗いてみてください。

「繊細さんの本」の紹介

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セルフテストを通して「私にはHSP気質がある」と理解することはできましたが、HSPと上手く付き合う方法は分からず、生きづらいと感じる日々を過ごしていました。

そんな時に書店で手に取った本が「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本です。

著者は、HSP専門カウンセラーの武田友紀さん。武田さんご自身もHSPの気質をお持ちなので、私たちがモヤモヤと抱えている悩みを的確に拾い上げてくれます。

ちなみに下記は武田さんのTwitter。

ツイートからも温かい人柄が伝わってきて「素敵な方なんだろうなあ」とほんわかします。また、武田さんが書くコラムの更新情報もツイートされるので、気になる方はぜひフォローしてみてください♪

私は武田さんの雰囲気が大好きです。いつかお会いしてみたいな。

「繊細さんの本」感想と学んだこと

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実際に本を読んだ中で、特に参考になった部分を紹介します。

繊細さんと非・繊細さんの感覚は違う

私は場の雰囲気と人の感情を察知してしまうタイプなので、職場の雰囲気が悪いとすごく気になってしまい「どうして上司はこの雰囲気に気づかないの?改善しようと思わないの?」と悩むことがあります。

しかし武田さんの本を読んで、新たな視点を得ることができました。

実は、繊細さんにとっての最大の罠は「相手の”わからない”という感覚が、わからない」ことなのです。

出典:『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

自分が当たり前に持つ感覚が、相手には「ない」のではないか?繊細さんにはぜひこの疑問を持ってほしいのです。

出典:『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

この文章を読んで、私の上司は、そもそも雰囲気の悪さに気づいていないのかもしれないし、気づいていたとしても私ほど強く感じ取っていないのかもしれないと、あらためて受け止めることができました。

繊細さんが当たり前のように持っている感覚は、全ての人の当たり前ではなく、感覚の強さは人それぞれ違うのですね。ここを理解することは、繊細な自分と上手く付き合いながら周りの人とも良い関係を作る第一ステップだと思います。 

キライは大切なセンサー

繊細さんの中には「キライ」を封じている人がいます。

出典:『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

この文を読んでドキッとしました。まさに私は「人を嫌ってはいけない。誰しも良いところがあるから受け入れなければ。」と考えており、嫌いという感情を消すように心掛けていました。

その結果、苦手な上司や仕事を嫌いと思い切れず、自分の心を保てなくなり前職を辞めています。(私の過去記事『ある朝、仕事に行けなくなった時の話。退職までの症状や考えていたこと 』)

しかし、武田さんの文章を読んで「嫌いと声に出しても良いんだ」と初めて思えました。また、嫌いという気持ちを押し込めていると、自分から苦手な人や環境に近づくことになると気づけました。

今まで「嫌うことは駄目なこと」と思っていましたが「キライは生きる上で大切なセンサー」なのですね。

人を頼れるようになろう

私は人を頼るのが大の苦手です。「今は相手も忙しそうだから自分でやろう」「もう少し自分で調べてから聞いてみよう」と心の中でいつも考えています。

そんな人のために「人を頼れるようになる心得とステップ」を武田さんは紹介してくださっています。例えばこちら。

心得2.相手の状況を推測せず、言葉で確かめる

出典:『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

人の状況や気持ちを感じ取ってしまう繊細さんだからこそ、相手に直接尋ねる前に「忙しそうだから頼るのは辞めよう」と自己完結してしまう人も多いのではないでしょうか?

しかし本を読んで「今は忙しそうだな」と自分で推測するのではなく「今は忙しいですか?」と声に出して聞いてみようと考えるようになりました。

武田さんの心得を取り入れて、上手に人を頼れる自分になっていきたいです。

自分と相手の間に境界線を引く

イライラしている上司と一緒にいたり友人の悩み相談を受けていると、相手の感情に引きずられてしまい、私の気分まで落ち込むことがあります。

そんな私が、自分のペースを守るためにできることを武田さんは教えてくれました。

相手の話を聞いていて疲れを感じたら、その人はテレビ画面の向こうの人だとイメージしてみてください。

出典:『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

相手がテレビ画面の向こうにいる人だと想像するだけで、相手の怒りのパワーや負の感情を直接浴びずに済むとのこと。他にも、相手との間に透明な板があるとイメージしたり、椅子に深く腰掛けて相手との距離を長めに取るだけでも効果があるそうです。

繊細さんは、日常生活に少しの工夫を取り入れるだけで、今よりグッと楽に生きられるのかなと思えます。

 

「繊細さんの本」をおすすめする理由

すぐに実践できる工夫をたくさん学べる

私が特に参考になった箇所をいくつか紹介させていただきましたが、本の中には、この何倍もの工夫・役立つ考え方が載っています。

しかも、お金や時間のかかる方法ではなく、ちょっと考え方を変えるだけで今日から実践できる工夫ばかりです。HSPにとっては「お守り」のような大切な1冊になると思うので、あなたにもぜひ全ページを読んでほしいです。

繊細な自分を前向きに受け入れられる

本を読んでから、HSPの自分を否定せず、ありのまま受け入れられるようになりました。HSPはネガティブな気質ではなく自分次第で「強み」として活かせる気質だと思えるようになったのです。

というのも武田さんは、繊細さんだからこそ持っている「強み」もたくさん教えてくれます。また、繊細なセンサーは「悪いもの」だけに働くのではなく、心がじんわりと温かくなるような「良いもの」にも働いていることを伝えてくれるのです。

温かみのある文章で読みやすい

この本は読書が苦手な人でもグングン読み進められると思います。分かりやすいイラストも挿入されていますし、色使いや文章の節々から武田さんの優しい人柄が伝わってきます。

ご自身も繊細さんである武田さんだからこそ制作できる、繊細さんに向けた贈り物のような1冊です。

「繊細さんの本」が合うのはこんな人

このような悩みや特徴を持つ方には、特に合う本だと思います。ぜひ参考にしてください。

  • 職場に機嫌の悪い人がいると気になってしまう
  • 仕事のスピードを上げるのが苦手・適当に仕事をすることが難しい
  • つい相手の気持ちを優先してしまう
  • 五感(視覚や聴覚)が敏感で困っている
  • 人と一緒にいると疲れてしまう
  • 困っている人をつい助けすぎてしまう
  • HSPに生きづらさを感じている

 

目次と「はじめに」が無料で公開中

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武田さんのホームページ「繊細の森」にて目次と「はじめに」が無料で公開中です。

「はじめに」を読むだけでも、武田さんの温かい人柄が伝わってきますし「繊細な自分を活かしながら生きる方法がある」ということが、分かってくると思います。

またホームページには、適職や人間関係に関するコラムも掲載されています。あなたの悩みを解決するヒントもあると思うので、ぜひ訪問してみてくださいね。

私が好きなコラムは「HSPの適職3条件」です。仕事探しを始める前にこのコラムを読めて本当によかった!

これからはもっと自分らしく生きれそう!

私自身『「繊細さん」の本』と出会ってから、自分の心が「好き」と感じるものを大切にして、もっと自分らしく生きたい!と思うようになりました。今、こうやってブログを書いているのも、実は本を読んだことが、きっかけの1つです。

これからも本を繰り返し読みながら、自分らしい生き方を模索していきたいと思います。

あなたも、HSPであることを活かしながら楽に生きる方法や、もっと自分らしく生きるための糸口が見つかりますように。ぜひこの本を1つの助けにしてみてください♪

それでは、また更新します。

リンク集 

The Highly Sensitive Person(エレイン・N・アーロン博士のホームページ)

 

繊細の森(武田友紀さんのホームページ)

 

私のHSP診断結果